この頃思うことは、人は対話が必要だということです。
皆さんは会話と対話の違いってお分かりになりますか?
会話と対話
会話というのは日常的なお話です。
雑談やちょっとした後やりとりは会話に入ります。
このように軽いタッチで行われていることが会話なんです。
対話とは、会話よりも深いコミニュケーションのことです。
積極的にしっかり聞いていくことが対話になります。
例えば、夫婦関係の場合。
朝ごはんを食べてる時に、ご主人が新聞を読みながら食べています。
その時に奥さんが話しかけます。
奥さん「ねぇねぇ今日も暑くなりそうね」
ご主人「そうだな」
これは会話ですよね。
では対話はどうでしょう。
奥さん「ねぇねぇ最近さぁご近所のことで困ったことがあるのよ」
「ちょっと息子のことで心配なことがあって昨日先生から電話があったんだけど」
こう聞かれた時に、
新聞を閉じてテレビの方向かず奥さんの方を向いて
ご主人「どうしたんだ」
と声をかけていく。これが対話の始まりです。
続きには、ご近所のことで困った話、お子さんのことで気になってることなど、色々な話が出てくるかもしれません。
それについて意見を言い合うと言うよりは、しっかり聞いてちゃんと言葉を尽くすということが対話になるんです。
対話のもたらす効果
対話でコミニケーションを深めていくと、相手の中にほっとする安堵感があります。
普段対話をしない人は、しっかり聞くことで、話題を振った方には聞いてくれた人に対する信頼感が生まれたり、思い込んでいたイメージがいい意味に崩れたりして、また人間関係が良くなるってこともあり得ると思うのです。
最近私も、対話を通して変化を自分の中に入れることができたんです。
ある方との対話で、これまでの生活環境とかでその人に対する決めつけがありました。
それを対話することで、自分の中でこの人は変わろうとしている・この人が現状こんな悩みがあることに気づくことができて、私の中のその人の固定観念を外すことができたんですね。
それはとってもプラスでした。
一人一人と対話をするのは大変です。
でも、周りの人と深い会話、つまり対話をすることで、人間関係をより良好なものに変えていけるのではないかと思いました。
対話は本当にオススメなのでぜひやってください。
音声でも対話についてお話ししています。
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