人と出会い関わってきた人生

茨城県水戸市出身

23歳で、英語講師として幼児・小学生・中学生を対象に指導を始めてから15年間、教えることに全力投球をしていました。その間、英語指導だけでなく、子どもたちのやる気を引き出すための関わりを強化して成果を出していきます。
また、保護者対応の力を付けていき、信頼される講師に成長をしていきました。
その後、総合学習教室の運営責任者として経営を任される仕事に就くことになります。
教室数12校、生徒数500名のトップとして経営手腕を磨いていきます。

44歳の時、本社が東京にある教育関連企業の子会社の代表取締役に抜擢されました。
会社の損益を意識しながら、新規生徒獲得と売り上げを上げるために奔走する日々が続きました。
しかし、少子化の煽りと世の中の経済不況の影響を受けて経営が下降方向を指してきたとき、本社に吸収合併されることが決まりました。

ポストを失うことで、英語講師としてスタートした会社を退職する決意をします。
そこで、社長時代に取得していた｢キャリアコンサルタント｣資格（国家資格）と会社を牽引してきた経験を活かして再就職することにしました。

それまで人と出会い、人の話を聞き、アドバイスしたり励ましてきたことを思い出し、
その仕事こそ、自分の天職に違いない！と確信を持ちました。

偶然にも、資格と社会経験を重視する募集と出会うことが出来、国立大学の学生就職支援センター
（現在のキャリアセンター）に就職指導講師として勤務する機会を得ました。

今では、年間300件以上のキャリア相談に対応しています。
また、就職希望学生向けに、就職ガイダンスの運営や面接やグループディスカッションの対策講座などで指導をしています。大学３年次の必修科目「ライフデザイン授業・社会と私」を担当しキャリアとは何なのかを学生たちに伝えています。
他の仕事として、民間企業内の社員向けカウンセラー職、中学校のスクールカウンセラーを兼任し、人の人生に関わる毎日を過ごしています。

行政や民間企業の新人社員向け、また新人教員向けの「コミュニケーション・マナー講座」にも定評があります。

2019年1月　カウンセラー、キャリアコンサルタントたちが集まる団体「茨城キャリア・ミーツ」を立ち上げ、代表になりました。もっと、多くの人たちから必要とされるカウンセリングを広く提供していきたいと考えます。プライベートでは、1男1女の母、子ども達は独立し、現在3人の孫に恵まれました。

趣味は、身体を動かすことと、仲間で学び合い、色々な話をすることです。
お読みいただき感謝いたします。

菊池　美也子