水戸英宏中学校中学2年生にキャリア形成授業「ライフデザイン、なりたい夢に近づく授業」を担当しました。
中学2年生は、思春期の真っ只中で反抗期でもあります。伸び伸びと自分中心で活動していた小学生から、他人を意識する思春期世界に移り、自分とは何なのか悩む時期でもあります。人と比較し劣等感を抱くことも。成長過程の一つなのですが、親御さんにとっては、接しにくさを感じる年頃とも言えます。
それと同時に、未来を見据えて、勉強する目的に気づき、受験生となる次年度に向けて心を整えていく必要があるのも、2年生です。
授業では、3つの「知る」をテーマにしました。
1.仕事について知る。(働く意味、仕事とは何か)
2.職業.産業 職種について知る
3.今やるべきことを知る
また、自分の考えを書き出していくワークシートを用いて、なりたい夢に近づく為に何をすべきかを考え、グループで共有し、最後に発表してもらいました。
「小児医療に携わりたいので、その為に勉強します。」と話していた生徒。また「アロマセラピスト」「養護教諭」「社長」「美容師」他など、様々な夢が出たことでたいへん盛り上がりました。
日本の未来に明るい希望があるように感じられた2時間でした。
今は勉強が大事なのだと気づいて始められると、ライフをデザインしていく第一歩を踏み出したことになります。
目的がはっきりすれば、今の行動の意味に気付けます。2時間の限られた時間での3つの「理解」、仕事理解、産業社会の理解と自己理解をしてもらえるように機会があれば導いていきたいと考えています。
中2病などと言われますが、今日の生徒さんたちはとても素直で、普段は向き合うことのない自分について考える授業に熱心に取り組んでいました。
「知らないことからは、選べないので、知る範囲を広げましょう」皆さんも世界観を広げてみませんか?
この記事へのコメントはありません。