今日の美也子さん-BLOG-

教育講話:思春期の子どもとの関わり方

五月晴れどころか真夏を感じさせる5月25日は各地で運動会が開催されていました。暑い一日でしたね。このままで夏を迎えるのは、半端ない暑さが懸念されます。対策を講じる必要がありますね。

スクールカウンセラーを務めている中学校で保護者向けの総会が行われました。その中で「教育講話」を話させていただきました。

テーマ「思春期の子どもとの関わり方・子どもに接する際のコツ」についてお話ししました。

中学生は多感な時期ですが、それは思春期の時期だからなのです。とにかく身体の急激な変化と共に心にも急激な変化が起こるのが中学生の時期です。この時期の最大の苦悩は、本人が自分の変化についていけず、自分自身をコントロール出来ないのです。身体の変化に戸惑い、自分や友人のことが異常に気になるのです。親の一言一言がかんに障る・・でもどうして良いか分からない。大人には絶対に知られたくないのです。とにかく厄介な時期なのです。

上記の「思春期の特徴」を理解していただき、親が子どもに寄せる想いや、カウンセリングを通して分析した、中学生の相談内容についてもお話ししました。

また、子どもが親に望むこと、親に望まないことについても触れていきました。

子どもたちには「生き抜く力」が求められる時代がやってきます。親御さんには、「見守る力」を備えていただきたいと考えます。

「親には親の人生がある」子育てが終わってからの人生の方がむしろ長いのですよ!ご自身の世界を充実させてください・・とまとめました。

子育てと共に親子の関係性は変わりますが、一生親子であることは間違いありません。関係は成長し変化し続けるのが「親と子」、切っても切れませんね。

思春期は親子共に、息苦しい時期ではありますが、マイナスなイメージなことばかりでなく、役に立つこともあります。それは、記憶力がパワーアップし始める時期なので、新しいことにチャレンジしたり勉強することで成果が出やすくなるのです。なんとチンパンジーにも思春期があり、その期間は4年間位だそうです。人間は10年以上も続くのも高等動物ゆえの宿命でしょうか。

個別の親と子の相談についても対応していますのでご連絡いただけますようお願いします。お待ちしています。

では、本日も最後までお読みいただき感謝しています。

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